雑記

とりあえず色々書いていこうと思います

卒論の終了と反省

卒論の提出と卒論審査会が終わりました。まだ卒業が確定したわけではありませんが、評価はともあれ多分卒業はできそうでホッとしています。

約4か月間卒論に取り組んできて、自分なりの反省がたくさんありました。自分が今後同じミスをしないように記録しておくという意味も込めて反省を書いていきたいと思います。全部当たり前のことで恥ずかしいのであまり書きたくありませんが、、、

 

まず、一つ目の反省は受動的な姿勢でいたということです。おおよその研究内容の希望は自分で決めたのですが、具体的にどのようなことをやるかは先生が案を出してくれるまま従って決めていました。別に先生が出した案を進めることは悪くないのですが、どうしてその内容なのか、といったことまで考えずにとりあえず言われたことをやるという受動的な姿勢ではダメということです。研究の背景と意義がぼやけたまま取り組んでいると、論理が追えなくなったり、自分の中できちんと言語化して説明できないままになったりと、ずっと地に足がついていない状態でふわふわしたまま研究をすることになってしまいました。

2つ目は一つ目の話と近いですが、研究について議論する機会が明らかに少なかったということです。自分の中だけで考えていたり、曖昧な部分を残していると、論理がおかしなことになったりすることが多々ありました。卒論では研究内容を話す相手が指導教員しかおらず、一方的に話を聞くことが多く、積極的に議論できませんでした。近い研究内容を扱っている先輩ともほとんど話さず4か月が終わってしまいました。議論をすることで進むことも多いのでまずは議論できる人を作ることが重要だと思いました。

3つ目も今までと近いですが、アウトプットするということです。人の話を聞いてなるほど、となってもいざ自分の言葉にしようとしてみるとうまく説明できない、論理がおかしくなったりする。頻繁に自分の考えだったり、研究の流れを言葉にしておくことが重要だと思いました。さらにアウトプットには訓練が必要だと思いました。人の話を聞いて理解するだけでなく自分の言葉で完結に理路整然と喋ったり、書いたりする訓練です。これは卒論を書いたりスライドを作ったり、発表したりするときの話になりますが、論理の流れや構造を表現することが僕はすごく苦手でした。自分で書いてて何言ってんだってなるレベルでした。僕は普段思いついたことをペラペラ喋って、相手にたくさんの情報を渡して、解釈を相手に丸投げするようなコミュニケーションを取りがちでしたが、これではダメだと思いました。日頃から簡潔に要領を得た説明するよう意識して、できるだけ短い言葉で納得感を得てもらえるようにしなければと思いました。研究と関係ない部分でも重要なことなのでこれからは改善していきたいです。

4つ目は締め切り意識です。あらゆることに関して危機感を感じるのが僕は遅すぎたのです。毎週の進捗発表では前日に夜更かしして2回寝坊でミーティングをぶっちしました。卒論提出と発表の直前も1週間で3回徹夜しました。想像力が足りなさ過ぎて本当の直前にならないと焦りの気持ちが湧かない病気でした。そもそもストレスだし、内容は雑になるし、どんどん居心地が悪くなりました。小学生の夏休みの宿題の時から何も変わっていないのですぐには変わらないと思うのですが、今回ほど深刻な気持ちになったのは初めてなので大学院では少しは改善したい気持ちがあります。

5つ目は研究室内に自分の居場所を作るということです。データを取る以外研究室に行く必要がなく、データを取ったのも柏で1週間だけだったのでその1週間を除いたら全て一人で家か図書館かで進めるという感じでした。4か月一人ぼっちだったので同期との交流もなく進捗の危機感であったり、やる気というものはほとんど生まれませんでした。しまいには研究室の居室の僕の机が一応あったのですが、物置になっていました。大学院の目標は自分の机を死守することです。研究室に行きやすいきっかけを作らなければいけないと思います。まずは同期と仲良くしたいと思っています。あとは炊飯器を研究室に置いたらいいんじゃないかって思っています。

最後はメンタル的な話です。正直なところ卒論は個人的には全然うまく行きませんでした。この4か月間はやることが卒論しかなくその唯一のやるべきことの卒論が上手くいっていないと結構自尊心を保つことが難しくなりました。研究ができるかできないかという物差しだけで自分のことを評価してしまいます。しかし、勉強が苦手な人に対して価値がないとは当然思わないのと同様に研究ができないのは研究が苦手だというだけで、人間として価値があることとは別軸で考えなければいけないです。もちろん研究ができるにこしたことはありませんが、うまくいかないときにさらに自分を追い込んでしまう要因になりかねません。これは本当に大学院では気を付けたいです。自尊心がなくなるとやる気もどんどんなくなります。

 

以上たらたらと述べましたがゴミみたいな4か月でも無事卒業はできたし、研究室も変わるので反省を踏まえて心機一転頑張っていきたいと思います。

引退と引退

12/18の京都大学との定期戦をもってハンドボール部を引退しました。夏に2回目の前十字靭帯断裂の怪我をしてしまい一度は最後の選手として試合にでることは諦めかけましたがなんとか誤魔化しながら最後まで選手としてプレーすることができ、目標だった2部昇格もできて安心したという気持ちが一番に来ています。同期も4年間それぞれの思いを持ちながら苦しい4年間だったと思いますが最後まで一緒にハンドボールをやれたことがなによりの祝福だと思います。しかしいまいち引退という事実を心の底から理解できていない自分もいて当然のように明日も今までと同じ日常が続いていくんだというような気さえしていました。

 

ここまでが一つ目の引退の話で、二つ目の引退は今日聴きに行った運動会応援部の定期演奏会についてです。

教養の時の同じクラスに数人僕と同じ運動会の部に所属している友人が数人いました。

ある人は学生ボディビルで入賞したり、ある人はベンチプレスの世界大会に出たりとすごい人ばかりでみんなに負けないように自分も何か残したいなと陰ながら思わせてくれる人達でした。

そのうちの一人は応援部の吹奏楽団に所属していて、学部に配属されてからはほとんどというか一度も会ってなかったと思いますが、応援部の中で中心人物となって頑張っていることはSNSなどで見ていて心の中で応援していました。東大で運動会に所属している多くの人がとても苦しむこととして大学の勉強をはじめとしてその他様々なことをこなしながら部活にもコミットしなければいけない現実があります。部活に対して自分の多くを注ぎたいのに気持ちだけではどうにもならない状況に陥る人が多いと思います。僕も工学部に入ってからなかなか教養の時のようにハンドボールだけといった生活ではいられないことにもどかしさを感じていました。応援部の友人も同じような悩みを抱えていることを知ってみんな頑張っているのだから自分だけ適当には過ごせないなという気持ちを抱いていました。

 

そして今日僕が引退した翌日に応援部の4年生の最後のステージである定期演奏会が開催されるということで聴きにいきました。

演奏がすばらしいのはもちろんなのですが、同じ運動会同じ学部で同じように苦しみながら最後までやり通した友人の4年間の重みが伝わり、自分の引退をいまいち客観視できていなかった僕ですが、友人の境遇を理解しているがゆえにどうしてもその友人に自分を投影してしまい、引退の重さを感じ、得も言われぬ感動が押し寄せてきました。

4年間もがき苦しみながらも部活を頑張った人の演奏によって自分の4年間も報われるような気がして部活やってて本当に良かったと思うことができました。

部活なんてやらない方が良かったと何度も思ってきた4年間でしたが、今日の定期演奏会によってすべてが報われた気がしました。定期演奏会に行って本当に良かった。ありがとうございました。お疲れさまでした。

 

僕の家にデリヘルが来た話

10月に入り涼しい日が段々と多くなってきましたね。夜は半袖だと夜風が気持ちいいのと、寒くね?っていうのとが混ざるような季節になってきました。

そんな気候のために最近は夜に家にいるときは涼しさを求めて窓を開けてることが多いです。

 


さっきの出来事ですが、午前4時前ごろ(最近は夜に眠くならなくて遅い時間まで眠れずにいることが多いです)、窓を開けて寝れないなぁと思いながらyoutube見ていました。

すると、外で「ピンポーーン!」とインターホンの音が何度も聞こえてくるのです。こんな時間にインターホン鳴らすやつやばすぎだろと思いながら、ちょっとセキュリティ的に不安になったので涼しさを犠牲に窓を閉めました。

これで一見落着だと思ったのですが、ずっと「ピンポーーン」とかすかに聞こえてきて何十回も聞こえるものだから、これ幻聴聞こえちゃってるなぁと思い、さすがに精神に問題が出始めてしまっているかもという危機感を覚えながらそろそろ寝ようと思っていた時です。

 

「ピンポーーーン!!」

 

僕の家のチャイムが鳴りました。一人暮らしは部屋が狭いのでインターホンはまあまあな爆音です。午前4時過ぎです。鳥肌立ちました。家の電気は完全についているので起きているのはおそらくバレているでしょう。立て続けに何度もインターホンがなります。

 

「ピンポーーーン!!」「………………」「ピンポーーーン!!」「………………」

 

心臓のバクバクが止まりません。
僕の家はチャイムが鳴らされるとモニターに外が映し出されるのですが、モニターを恐る恐る見るとそこには若い男が一人立っています。
男が馬鹿で僕が電気つけながら寝ちゃったと思ってくれることに賭けて、バレバレの居留守をかましながらモニターとにらめっこし、怖さを紛らわせるためかなぜかモニター越しで動画を撮ることにしました。爆音のインターホン何度も鳴らされたらもう絶対起きてるけどね。

男は

「すみませ~ん」

と言っているので、もしかしたらカギをなくした近隣住民かもしれないということが脳裏をよぎりますが、やはり恐怖で無視を決め込みます。

何度もインターホンを押す男。やっぱり反応した方がいいかなと思ったそのとき

 

「すみませ~ん。デリヘルで~す!」

 

と男が言いいました。こんなに怖い面白ワードがあるだろうか。恐怖とむかつきの中間くらいで思わずまた反応しそうになりましたが、もしかしたらデリヘルが来てくれてテンションが上がった住人に思わず反応させるという罠かもしれません。動画を撮りつつ無視を決め込みます。

2、3分の格闘(?)の末、ついに男は電話で誰かと話しながら立ち去っていきました。

本当に悪い奴だったときのため、また近隣の治安維持のため、警察を呼ぼうと思い立ち、人生初の110番をすることを決心しました。このままじゃ怖くて寝れないのでね。

ドキドキしながらイヤホンをし、110番に電話をかけました。しかし電話して喋っていたら声が外に聞こえて、起きていることが完全にバレるかもしれないということに気づき、ありないほどの小声で警察との会話が始まります。

まず最初に警察から「事件ですか?事故ですか?」と聞かれる。事件なのか??と事件ではないことを自覚しながらも、「事件というか、迷惑行為というかみたいな…」というあいまいな返事をありえないほどの小声でしっかり理系陰キャ感を出しつつ返答しました。

そのあとも迷惑行為の内容を聞かれたり住所を聞かれたりするのですが、声がか弱すぎて聞こえませんと何度も言われました。僕だって大きな声出していいなら出せるもん。という悔しさを押し殺しながら、僕の初めての110番は終始怯えたまま終わってしまいました。

住所を教えて、警察が今から家に来てくれるということになり、一安心かと思ったのも束の間、気づいてしまいます。警察が来るということはインターホンが少なくとももう一度鳴るということに。今回のことでインターホンの音がありえないほど怖くなっているのは当然だけれど、過去のNHKの集金のせいで僕の身体はインターホン恐怖症に近い状況になっていました。宅急便のインターホンも怖いので常にコンビニ受け取りか置き配でお願いしているくらいの。

最悪な気分でベットの上に正座になりながら警察を待ちます。

 

「ピンポーーーン!!」

 

来た。もしかしたらさっきの男かもしれないという恐怖もありつつモニターを見ると警察だった。男女コンビで二人来てた。一気に安心した。警察ってこんな遅くに呼んでも2人で来てくれるなんてなんて優しいんだろう。

返事をして玄関を開ける。状況を聞かれたり、撮影した動画を見せたりしながらお話をした。終始優しい顔で聞いてくれた。結果的に動画の最後に男が、上野行きます。的なことを言っているのも考慮して、多分本当にデリヘルのインターホン押し間違えだろうということになりました。

住所がはっきりしないからって手あたり次第チャイム鳴らすあたりやばすぎだろと思ったし、こんな時間にデリヘル呼んだ近所のやつも気持ち悪いし、これから近所にデリヘル呼んだやつがいるというだけで嫌な気持ちになりました。あぁ引っ越したい。Youtuberが特定されてすぐ引っ越すの甘えじゃねって思ってた節もあるけど確かに怖いわこういうの。

最後に個人情報を教えて警察とはバイバイしました。正直なところ、もう行っちゃうの…。と不安な気持ちにもなったけど僕ももう大人なので頑張って笑顔で感謝の気持ちを伝えました。

あと、「胸板厚め」と書いてあるTシャツを着てたことに気づいて、普通にちょっと恥ずかしいし、警察官からみたら全然胸板厚くないのも恥ずかしい気持ちになりました。

これからはデリヘルのお兄ちゃんに絡まれても自信をもって自己防衛できるかつ、警察官に対しても恥ずかしくないように筋トレちゃんと頑張ろうと思った出来事でした。

 

怖くて寝れなくてこれ書いてたんですが、書いてたら落ち着いてきました。

みんなも気を付けてね。

おやすみなさい。

院試終了

久しぶりの投稿となってしまいました。

 

院試が合格発表を除いて全部終わりました。ざっくりとした感想は精神的な負担が結構重くてなかなか辛かったなという感じです。

 

需要ないかもだけど大まかな流れでも振り返ってみてみます。

 

まず僕が受験した研究科ではTOEFL ibtのスコアの提出、志望理由書の提出、筆記試験は数学と専門科目、また口述試験が必要でした。出願が6月の上旬にあり、そこではTOEFL ibtのスコア提出と志望理由書の提出が必要でした。TOEFLについては2年前のスコアまで認められるので遅くても4年の春休みまでに受け終わっておくとめちゃくちゃ時間的にも気持ち的にも楽になるなと思いました。いいスコアとれなかったら複数回受けられるので早めに一回目を受けておくべきだと思います。僕は出願の2日前に最初で最後のTOEFLを受けました。部活の試合とかとの兼ね合いもあったので本当に春休みに受けなかったことを後悔しました。遅くすればするほど勉強時間稼げるやろ。って思っていましたが結局春学期が始まると実験やらなんやらで全然時間が取れませんでした。TOEFLの結果は日本人平均くらいの71点でした。周りでは100点くらいとっている人も結構いたんでしょぼいですね。ただ英語苦手なので僕にしては耐えた方だと思います。噂ですが、TOEFLのスコアは配点があまり高くないもしくは足切りにしか使われていないとのことなのでこの意味からも早めに終わらせて他の院試勉強に時間を割いた方がいいと思います。

 

次に志望理由書です。出願時点で志望する研究室の志望順も決定しなければいけないので出願1か月前くらいから学科の多くの人が研究室見学に行っていた気がします。僕の学科の特徴的な特徴として卒論の研究室配属が10月からってのがあります。多くの学科では4年の春から配属されて、院試の志望する研究室も同じところである場合が多いと思います。しかしまだ卒論の研究室が決まってない状況での出願となるので割としっかりリサーチしないと志望理由書に何も書くことがない状態になってしまいます。今までの研究室訪問だったり、学科の先生方との親睦会等で大まかな志望は決まっていたので、僕は先生の研究室に一個だけお邪魔して研究の詳細についてお話を聞いたり質問したりしました。また志望理由書どんなこと書いたらいいのかわからないって言ったらまあまあヒントくれたりしたのでそういう意味でも行くべきかなと思います。(これは先生の院試への関わり具合によって話してくれない先生もいるかも)

結構ギリギリで志望理由書を書き終えて学科の友達と誤植の確認等も含めて見せ合いっこしたら自分の文章がカスカスな内容に思えてきてかなり堪えました。これもぎりぎりで準備するのではなく春休みに研究室訪問行っちゃって早めに着手して時間かけて書いていくべきです。

 

ここまでめちゃくちゃギリギリな道を歩んできています。この時期は自分の計画性のなさを痛感し情けなさを感じるとともに、スリルを感じながらギリギリを切り抜けることで生への執着心を感じうわぁこれが生きてるってことだなぁとか思いながら生活してました。よくないです。

 

次は8月の上旬にある数学なのでここで2か月ほど時間ができます。しかし7月末まではまた実験がありなかなか時間が取れません。数学は割と範囲が広くて、線形代数微分積分微分方程式、ベクトル解析、フーリエラプラス解析、複素解析、確率統計、みたいな感じだと勝手に解釈してます。全て単位を取るのに必要なくらいしか勉強しかしてこなかったので過去問見てもこれは僕は基礎からやらねばならんなというようなレベルだったので、授業の参考書とかを6月7月は読んで復習してました。人によってレベルが全然違うと思うのでちゃんと勉強してきた人は過去問解くだけでも大丈夫だと思うので普段の講義をちゃんと受けることはやはり大事です。

 

7月末に実験が終わりいよいよという段階に入ってからちゃんと過去問を解き始めた気がします。めちゃくちゃ数学が不安だったので自分の受ける研究科の過去問13年分ぐらい解いたのと他の研究科の数学も数年分解きました。さすがにこのくらいやると結構な網羅度かなと思います。

本番は対面試験で50分で大問1つというのを3セットという試験でした。このせいで拘束時間が5時間くらいでセット間の休憩時間もトイレのみでおなかがめちゃくちゃすきました。あと二人ほどこれは筋トレしてるなっていう試験官がいました。最初のセットでめちゃくちゃ焦ってしまったのと2問目で情けない積分のミスをしてしまって個人的には不甲斐ない感じで終わりました。数学が一番準備したのでかなり心残りです。

 

数学が終わると約2週間後に専門科目の試験がありました。専門科目は3年生の講義で扱った内容がでるような試験でこれは多分3年の講義をすべてフォローできていた人はあんまり勉強しなくてもできるような内容だとは思うのですが、僕は3年生のときダメダメだったので文字通り一から勉強しなおしました。しかももっと早くからやるべきなのに謎の数学への不安から専門科目はほとんど何もしていないまま残り2週間となってしまっていました。この2週間が一番勉強したと思います。比較的簡単めな参考書を一通りやって全体像がつかめてから過去問解いて過去問と参考書を行ったり来たりといった感じでした。過去問も10数年分解いて試験に臨めました。専門試験は例年はかなり長い時間で難しい問題が出るという感じだったのですが、今年はオンライン試験のために短い試験時間で実施されました。その分内容は少し易しめだったかなと思います。9割くらいはできたと思いますが、周りの人も結構できていそうだったのでいい出来なのかはよくわかりません。

 

そしてその次の日が口述試験でした。面接ってやつですね。志望理由書に書いた内容について再確認して口述試験に臨みました。目覚まし時計はかなり余裕をもってかけていたのですが、全部反応できず、気づいたら試験2分前になっていて本当に人生終わったと思ったのがハイライトです。本当にギリギリに起きてくれた自分よくやったぞ。試験内容は言っちゃいけないらしいので言えませんが、面接というもの自体がバイト以外では経験なかったので普通に一人称「僕」とか言っちゃってた気がします。話した内容は耐えた気がしますがこういう細かいところに気を付けられないのはどうなんすかね。

 

まぁともあれこれにて院試が終わりました。正直準備万端で臨むことができなかったので落ちても文句言えないと思います。ただ単願なので落ちたらマジで路頭に迷うと思います。院試に落ちた人のブログをこのタイミングで読み漁ってしまい、不安で不安で仕方がないです。

 

今年受けた皆さんはお疲れさまでした。来年以降受ける人は早めの準備をお勧めします。院試勉強以外にもやらなければいけないことがたくさんある中だとなかなか時間も取れないし気持ちも院試だけに向けてられないという状況になってしまい、自分が想定していたよりも進捗を生むことができませんでした。大学受験ではやることが勉強しかないのである意味楽ですが、他のタスクが多い院試勉強はそういった意味でもまた一味違った学びがあるのかなと思います。

エニタイム 大岡山店編

皆さんお待ちかね(?)エニタイム行脚第二弾である大岡山店編です。

 

今日は等々力の方に行く予定があったので、ぶらり途中下車してエニタイムフィットネス大岡山店に行ってきました。南北線三田線目黒線に直通しているので我が家から大岡山一本で行けるんですよね。

 

大岡山駅北口を出てすぐ右にある大岡山北口商店街を100m程進むと左側に3階建てのエニタイムが現れる。今まで行ったエニタイムは全てワンフロアだったのでこれはとても新鮮。初めてなので更衣室はどこか分からずちょっと迷子になる。

 

更衣室は2階にあった。受付、シャワー、トイレ、更衣室が2階にあり、1階はフリーウエイト、3階はマシンという構成。

 

大岡山店の特徴として気づいたのは、照明。部屋自体は薄暗いけど、スポットライトのような照明で明るいところはめっちゃ明るくて緩急がある。なかなかにテンションがあがる。

 

巣鴨店と違って女性もフリーウエイトゾーンに普通にいたが、確かに巣鴨店より排他的な雰囲気は少なかった気がする。もちろん巣鴨店が排他的な雰囲気があるというわけではないが、比較的にという話。

 

パワーラックは2つ、インクラインベンチは3つと、あまり充実した設備とはいえないかもしれないが、平日の昼は比較的空いているらしく時間さえ選べばほとんど待つことなく自由に使えそうな気がする。

 

東工大生の皆さんはこんなに近くにエニタイムがあるのでぜひマッチョになってください!

成績出たからそれっぽい話をしてみる

今日3年秋学期の成績が出ました。

 

あまり深いことは考えず履修していたのですが、4年生で必修をすべて取れば卒業要件をぴったり満たせることが判明しました。選択科目で卒業できないことはなさそうです。少し安心しました。2年秋学期からの1年半で74単位取っていて僕にしては意外と取ってるなと思いました。

 

単位は取れていますが、反省と罪悪感だらけの1年半でしたね。

別にいい成績を取りたい!みたいなモチベーションはなかったのですが、履修するからには理解して単位を取りたいなという気持ちはいつも学期の最初に思っていました。

がしかし、一回なんとなく分からなくなると、授業に集中すること自体が難しくてテスト前に頑張ればいいやという思考になり、結局試験前に消化しきれず、単位だけ取りに行くような形になるのが毎学期のことのように起こりました。

面白いと思ったから理解できているのか、理解できているから面白いのかは分かりませんが、面白いなと思った講義しか結局いい成績を取れませんでした。

 

先日自分の所属している部活で戦術理解度のペーパーテストを行いました。僕は作問者側だったのですが、答案にはテスト勉強をちゃんとしてきたかどうかや、本当に理解できているかどうかが点数以上に如実に表れていることを感じました。

絶対に今まで僕が受けてきたテストも同じことが起こっていたはずです。誤魔化してきた全てのことはおそらく先生には見抜かれていて、悲しい気持ちにさせてきたことを察しました。

また、今年はオンライン授業で先生の顔を見ることがあっても先生に顔を見られることはなく、そこに対面授業の時とは違う先生との距離感のようなものを感じていました。しかし、学期途中に研究室訪問の機会があり、先生方と顔を合わせてから顔と名前を覚えられてしまったということが自分の中で強く感じられ、それからその先生の授業をちゃんと聞かなきゃという気持ちになりました。

 

相手側の気持ちを想像できる、もしくは想像させられることで、責任のような感覚だっだり、罪悪感が生じて、やらなきゃという気持ちになることが分かりました。

 

自分ひとりの力で頑張ることがとても苦手で、他人との関わりが自分にとって大きな影響を与える重要なものであることに気づくことができました。

 

4年生は実験や輪講があり、僕にとってはやる気が出やすい環境に近づくのではないかと思うので誤魔化さないで生きていきたいです。

 

ブログ読まれるのってどうして恥ずかしいの?

お久しぶりです。忙しいわけではなかったんだけどめちゃくちゃサボってました。一回書かない日々が続くと書いてた時より書くエネルギーが必要になりますよね。

 

書くネタがありそうで無いというか、書こうとしてみるんだけど、簡潔にまとめられないなとかで少し逃げてしまいました。人に読まれるから心のどこかでいい文章を書こうとしてしまうのはしょうがないけど、しょぼい文章でも書こうと思って始めたのだからよくないね。

 

 

 

あんまり人に言わずにブログ書き始めて、twitterのbioにリンクを載せていただけだからほとんどみんな読んでないっしょって思ってたら今日部活の後輩に読まれていることが発覚しました。隠してるわけではなかったし、誰に読まれてもいいように書いてるはずだから、嫌ではないしむしろありがたいけど僕が知らない間に読んでたと思うと少し恥ずかしいですね。

 

どうして恥ずかしいのか、ある本をもとに考えてみようと思います。考えるというよりその本の内容そのものかもしれませんが。

 

 

 

平野啓一郎さんが書いた『私とは何か「個人」から「分人」へ』という本があります。この本は学科の先生がある機会に紹介していて興味深くて買った本です。

人は個人、英語ではindvidualというそれぞれが不可分な存在として認識されることが多いですが、それぞれの人は不可分な存在ではなく複数の自分が存在しているという考え方をする「分人」という新たな概念が出てきます。

家族といる自分、友達といる自分、恋人といる自分はキャラを作ってる意識はなくてもそれぞれ異なる自分でいるのではないか。これはどういうことだろうか、というようなことが書かれていて、どれが本当の自分かということではなく、全て本当の自分であり、それぞれは自分の「分人」であるという考えをする本です。

 

説明がめちゃくちゃ下手ですが、興味を持った人はぜひ読んでみてください。

 

 

 

人と喋るのは大好きだし、自分のことを話すことにも抵抗がありません。ではなんでそんな僕が恥ずかしいと思ったのかというと、おそらくブログを書いている「分人」が後輩と接しているときの「分人」と違うからだと思います。

 

今のところ、ブログの分人は僕が想像するブログを読んでいるだろうなという人への「分人」で、普段後輩と接している「分人」とは異なるものです。これは下ネタを話すような仲の人との会話を親に聞かれている状況に似たものがあると思います。

 

みんながtwitterのアカウントを高校用と大学用と分けたりするのも、もちろん関係ないことを他の人のタイムラインに流さないという配慮もあるかもしれませんが、高校の時の自分しか知らない人たちに何かが違う大学の自分を見られる恥ずかしさのようなものがあるからなんじゃないかなと思います。

 

分人は更新されうるものであると本にも書いてあって、このブログを書く僕の分人も更新されていくと思います。その変化も楽しんでいけたらなと思います。

 

 

 

やっぱり文章書くの苦手でシンプルに下手な文章を書いているという恥ずかしくて、切ないです。いつか上手く文章書けるようになったり、喋れるようになりたいものです。

 

あと、ブログ読んだ方はこそこそ読まずに教えてくれると僕が喜びます。