雑記

とりあえず色々書いていこうと思います

院試終了

久しぶりの投稿となってしまいました。

 

院試が合格発表を除いて全部終わりました。ざっくりとした感想は精神的な負担が結構重くてなかなか辛かったなという感じです。

 

需要ないかもだけど大まかな流れでも振り返ってみてみます。

 

まず僕が受験した研究科ではTOEFL ibtのスコアの提出、志望理由書の提出、筆記試験は数学と専門科目、また口述試験が必要でした。出願が6月の上旬にあり、そこではTOEFL ibtのスコア提出と志望理由書の提出が必要でした。TOEFLについては2年前のスコアまで認められるので遅くても4年の春休みまでに受け終わっておくとめちゃくちゃ時間的にも気持ち的にも楽になるなと思いました。いいスコアとれなかったら複数回受けられるので早めに一回目を受けておくべきだと思います。僕は出願の2日前に最初で最後のTOEFLを受けました。部活の試合とかとの兼ね合いもあったので本当に春休みに受けなかったことを後悔しました。遅くすればするほど勉強時間稼げるやろ。って思っていましたが結局春学期が始まると実験やらなんやらで全然時間が取れませんでした。TOEFLの結果は日本人平均くらいの71点でした。周りでは100点くらいとっている人も結構いたんでしょぼいですね。ただ英語苦手なので僕にしては耐えた方だと思います。噂ですが、TOEFLのスコアは配点があまり高くないもしくは足切りにしか使われていないとのことなのでこの意味からも早めに終わらせて他の院試勉強に時間を割いた方がいいと思います。

 

次に志望理由書です。出願時点で志望する研究室の志望順も決定しなければいけないので出願1か月前くらいから学科の多くの人が研究室見学に行っていた気がします。僕の学科の特徴的な特徴として卒論の研究室配属が10月からってのがあります。多くの学科では4年の春から配属されて、院試の志望する研究室も同じところである場合が多いと思います。しかしまだ卒論の研究室が決まってない状況での出願となるので割としっかりリサーチしないと志望理由書に何も書くことがない状態になってしまいます。今までの研究室訪問だったり、学科の先生方との親睦会等で大まかな志望は決まっていたので、僕は先生の研究室に一個だけお邪魔して研究の詳細についてお話を聞いたり質問したりしました。また志望理由書どんなこと書いたらいいのかわからないって言ったらまあまあヒントくれたりしたのでそういう意味でも行くべきかなと思います。(これは先生の院試への関わり具合によって話してくれない先生もいるかも)

結構ギリギリで志望理由書を書き終えて学科の友達と誤植の確認等も含めて見せ合いっこしたら自分の文章がカスカスな内容に思えてきてかなり堪えました。これもぎりぎりで準備するのではなく春休みに研究室訪問行っちゃって早めに着手して時間かけて書いていくべきです。

 

ここまでめちゃくちゃギリギリな道を歩んできています。この時期は自分の計画性のなさを痛感し情けなさを感じるとともに、スリルを感じながらギリギリを切り抜けることで生への執着心を感じうわぁこれが生きてるってことだなぁとか思いながら生活してました。よくないです。

 

次は8月の上旬にある数学なのでここで2か月ほど時間ができます。しかし7月末まではまた実験がありなかなか時間が取れません。数学は割と範囲が広くて、線形代数微分積分微分方程式、ベクトル解析、フーリエラプラス解析、複素解析、確率統計、みたいな感じだと勝手に解釈してます。全て単位を取るのに必要なくらいしか勉強しかしてこなかったので過去問見てもこれは僕は基礎からやらねばならんなというようなレベルだったので、授業の参考書とかを6月7月は読んで復習してました。人によってレベルが全然違うと思うのでちゃんと勉強してきた人は過去問解くだけでも大丈夫だと思うので普段の講義をちゃんと受けることはやはり大事です。

 

7月末に実験が終わりいよいよという段階に入ってからちゃんと過去問を解き始めた気がします。めちゃくちゃ数学が不安だったので自分の受ける研究科の過去問13年分ぐらい解いたのと他の研究科の数学も数年分解きました。さすがにこのくらいやると結構な網羅度かなと思います。

本番は対面試験で50分で大問1つというのを3セットという試験でした。このせいで拘束時間が5時間くらいでセット間の休憩時間もトイレのみでおなかがめちゃくちゃすきました。あと二人ほどこれは筋トレしてるなっていう試験官がいました。最初のセットでめちゃくちゃ焦ってしまったのと2問目で情けない積分のミスをしてしまって個人的には不甲斐ない感じで終わりました。数学が一番準備したのでかなり心残りです。

 

数学が終わると約2週間後に専門科目の試験がありました。専門科目は3年生の講義で扱った内容がでるような試験でこれは多分3年の講義をすべてフォローできていた人はあんまり勉強しなくてもできるような内容だとは思うのですが、僕は3年生のときダメダメだったので文字通り一から勉強しなおしました。しかももっと早くからやるべきなのに謎の数学への不安から専門科目はほとんど何もしていないまま残り2週間となってしまっていました。この2週間が一番勉強したと思います。比較的簡単めな参考書を一通りやって全体像がつかめてから過去問解いて過去問と参考書を行ったり来たりといった感じでした。過去問も10数年分解いて試験に臨めました。専門試験は例年はかなり長い時間で難しい問題が出るという感じだったのですが、今年はオンライン試験のために短い試験時間で実施されました。その分内容は少し易しめだったかなと思います。9割くらいはできたと思いますが、周りの人も結構できていそうだったのでいい出来なのかはよくわかりません。

 

そしてその次の日が口述試験でした。面接ってやつですね。志望理由書に書いた内容について再確認して口述試験に臨みました。目覚まし時計はかなり余裕をもってかけていたのですが、全部反応できず、気づいたら試験2分前になっていて本当に人生終わったと思ったのがハイライトです。本当にギリギリに起きてくれた自分よくやったぞ。試験内容は言っちゃいけないらしいので言えませんが、面接というもの自体がバイト以外では経験なかったので普通に一人称「僕」とか言っちゃってた気がします。話した内容は耐えた気がしますがこういう細かいところに気を付けられないのはどうなんすかね。

 

まぁともあれこれにて院試が終わりました。正直準備万端で臨むことができなかったので落ちても文句言えないと思います。ただ単願なので落ちたらマジで路頭に迷うと思います。院試に落ちた人のブログをこのタイミングで読み漁ってしまい、不安で不安で仕方がないです。

 

今年受けた皆さんはお疲れさまでした。来年以降受ける人は早めの準備をお勧めします。院試勉強以外にもやらなければいけないことがたくさんある中だとなかなか時間も取れないし気持ちも院試だけに向けてられないという状況になってしまい、自分が想定していたよりも進捗を生むことができませんでした。大学受験ではやることが勉強しかないのである意味楽ですが、他のタスクが多い院試勉強はそういった意味でもまた一味違った学びがあるのかなと思います。