雑記

とりあえず色々書いていこうと思います

卒論の終了と反省

卒論の提出と卒論審査会が終わりました。まだ卒業が確定したわけではありませんが、評価はともあれ多分卒業はできそうでホッとしています。

約4か月間卒論に取り組んできて、自分なりの反省がたくさんありました。自分が今後同じミスをしないように記録しておくという意味も込めて反省を書いていきたいと思います。全部当たり前のことで恥ずかしいのであまり書きたくありませんが、、、

 

まず、一つ目の反省は受動的な姿勢でいたということです。おおよその研究内容の希望は自分で決めたのですが、具体的にどのようなことをやるかは先生が案を出してくれるまま従って決めていました。別に先生が出した案を進めることは悪くないのですが、どうしてその内容なのか、といったことまで考えずにとりあえず言われたことをやるという受動的な姿勢ではダメということです。研究の背景と意義がぼやけたまま取り組んでいると、論理が追えなくなったり、自分の中できちんと言語化して説明できないままになったりと、ずっと地に足がついていない状態でふわふわしたまま研究をすることになってしまいました。

2つ目は一つ目の話と近いですが、研究について議論する機会が明らかに少なかったということです。自分の中だけで考えていたり、曖昧な部分を残していると、論理がおかしなことになったりすることが多々ありました。卒論では研究内容を話す相手が指導教員しかおらず、一方的に話を聞くことが多く、積極的に議論できませんでした。近い研究内容を扱っている先輩ともほとんど話さず4か月が終わってしまいました。議論をすることで進むことも多いのでまずは議論できる人を作ることが重要だと思いました。

3つ目も今までと近いですが、アウトプットするということです。人の話を聞いてなるほど、となってもいざ自分の言葉にしようとしてみるとうまく説明できない、論理がおかしくなったりする。頻繁に自分の考えだったり、研究の流れを言葉にしておくことが重要だと思いました。さらにアウトプットには訓練が必要だと思いました。人の話を聞いて理解するだけでなく自分の言葉で完結に理路整然と喋ったり、書いたりする訓練です。これは卒論を書いたりスライドを作ったり、発表したりするときの話になりますが、論理の流れや構造を表現することが僕はすごく苦手でした。自分で書いてて何言ってんだってなるレベルでした。僕は普段思いついたことをペラペラ喋って、相手にたくさんの情報を渡して、解釈を相手に丸投げするようなコミュニケーションを取りがちでしたが、これではダメだと思いました。日頃から簡潔に要領を得た説明するよう意識して、できるだけ短い言葉で納得感を得てもらえるようにしなければと思いました。研究と関係ない部分でも重要なことなのでこれからは改善していきたいです。

4つ目は締め切り意識です。あらゆることに関して危機感を感じるのが僕は遅すぎたのです。毎週の進捗発表では前日に夜更かしして2回寝坊でミーティングをぶっちしました。卒論提出と発表の直前も1週間で3回徹夜しました。想像力が足りなさ過ぎて本当の直前にならないと焦りの気持ちが湧かない病気でした。そもそもストレスだし、内容は雑になるし、どんどん居心地が悪くなりました。小学生の夏休みの宿題の時から何も変わっていないのですぐには変わらないと思うのですが、今回ほど深刻な気持ちになったのは初めてなので大学院では少しは改善したい気持ちがあります。

5つ目は研究室内に自分の居場所を作るということです。データを取る以外研究室に行く必要がなく、データを取ったのも柏で1週間だけだったのでその1週間を除いたら全て一人で家か図書館かで進めるという感じでした。4か月一人ぼっちだったので同期との交流もなく進捗の危機感であったり、やる気というものはほとんど生まれませんでした。しまいには研究室の居室の僕の机が一応あったのですが、物置になっていました。大学院の目標は自分の机を死守することです。研究室に行きやすいきっかけを作らなければいけないと思います。まずは同期と仲良くしたいと思っています。あとは炊飯器を研究室に置いたらいいんじゃないかって思っています。

最後はメンタル的な話です。正直なところ卒論は個人的には全然うまく行きませんでした。この4か月間はやることが卒論しかなくその唯一のやるべきことの卒論が上手くいっていないと結構自尊心を保つことが難しくなりました。研究ができるかできないかという物差しだけで自分のことを評価してしまいます。しかし、勉強が苦手な人に対して価値がないとは当然思わないのと同様に研究ができないのは研究が苦手だというだけで、人間として価値があることとは別軸で考えなければいけないです。もちろん研究ができるにこしたことはありませんが、うまくいかないときにさらに自分を追い込んでしまう要因になりかねません。これは本当に大学院では気を付けたいです。自尊心がなくなるとやる気もどんどんなくなります。

 

以上たらたらと述べましたがゴミみたいな4か月でも無事卒業はできたし、研究室も変わるので反省を踏まえて心機一転頑張っていきたいと思います。