雑記

とりあえず色々書いていこうと思います

僕の家にデリヘルが来た話

10月に入り涼しい日が段々と多くなってきましたね。夜は半袖だと夜風が気持ちいいのと、寒くね?っていうのとが混ざるような季節になってきました。

そんな気候のために最近は夜に家にいるときは涼しさを求めて窓を開けてることが多いです。

 


さっきの出来事ですが、午前4時前ごろ(最近は夜に眠くならなくて遅い時間まで眠れずにいることが多いです)、窓を開けて寝れないなぁと思いながらyoutube見ていました。

すると、外で「ピンポーーン!」とインターホンの音が何度も聞こえてくるのです。こんな時間にインターホン鳴らすやつやばすぎだろと思いながら、ちょっとセキュリティ的に不安になったので涼しさを犠牲に窓を閉めました。

これで一見落着だと思ったのですが、ずっと「ピンポーーン」とかすかに聞こえてきて何十回も聞こえるものだから、これ幻聴聞こえちゃってるなぁと思い、さすがに精神に問題が出始めてしまっているかもという危機感を覚えながらそろそろ寝ようと思っていた時です。

 

「ピンポーーーン!!」

 

僕の家のチャイムが鳴りました。一人暮らしは部屋が狭いのでインターホンはまあまあな爆音です。午前4時過ぎです。鳥肌立ちました。家の電気は完全についているので起きているのはおそらくバレているでしょう。立て続けに何度もインターホンがなります。

 

「ピンポーーーン!!」「………………」「ピンポーーーン!!」「………………」

 

心臓のバクバクが止まりません。
僕の家はチャイムが鳴らされるとモニターに外が映し出されるのですが、モニターを恐る恐る見るとそこには若い男が一人立っています。
男が馬鹿で僕が電気つけながら寝ちゃったと思ってくれることに賭けて、バレバレの居留守をかましながらモニターとにらめっこし、怖さを紛らわせるためかなぜかモニター越しで動画を撮ることにしました。爆音のインターホン何度も鳴らされたらもう絶対起きてるけどね。

男は

「すみませ~ん」

と言っているので、もしかしたらカギをなくした近隣住民かもしれないということが脳裏をよぎりますが、やはり恐怖で無視を決め込みます。

何度もインターホンを押す男。やっぱり反応した方がいいかなと思ったそのとき

 

「すみませ~ん。デリヘルで~す!」

 

と男が言いいました。こんなに怖い面白ワードがあるだろうか。恐怖とむかつきの中間くらいで思わずまた反応しそうになりましたが、もしかしたらデリヘルが来てくれてテンションが上がった住人に思わず反応させるという罠かもしれません。動画を撮りつつ無視を決め込みます。

2、3分の格闘(?)の末、ついに男は電話で誰かと話しながら立ち去っていきました。

本当に悪い奴だったときのため、また近隣の治安維持のため、警察を呼ぼうと思い立ち、人生初の110番をすることを決心しました。このままじゃ怖くて寝れないのでね。

ドキドキしながらイヤホンをし、110番に電話をかけました。しかし電話して喋っていたら声が外に聞こえて、起きていることが完全にバレるかもしれないということに気づき、ありないほどの小声で警察との会話が始まります。

まず最初に警察から「事件ですか?事故ですか?」と聞かれる。事件なのか??と事件ではないことを自覚しながらも、「事件というか、迷惑行為というかみたいな…」というあいまいな返事をありえないほどの小声でしっかり理系陰キャ感を出しつつ返答しました。

そのあとも迷惑行為の内容を聞かれたり住所を聞かれたりするのですが、声がか弱すぎて聞こえませんと何度も言われました。僕だって大きな声出していいなら出せるもん。という悔しさを押し殺しながら、僕の初めての110番は終始怯えたまま終わってしまいました。

住所を教えて、警察が今から家に来てくれるということになり、一安心かと思ったのも束の間、気づいてしまいます。警察が来るということはインターホンが少なくとももう一度鳴るということに。今回のことでインターホンの音がありえないほど怖くなっているのは当然だけれど、過去のNHKの集金のせいで僕の身体はインターホン恐怖症に近い状況になっていました。宅急便のインターホンも怖いので常にコンビニ受け取りか置き配でお願いしているくらいの。

最悪な気分でベットの上に正座になりながら警察を待ちます。

 

「ピンポーーーン!!」

 

来た。もしかしたらさっきの男かもしれないという恐怖もありつつモニターを見ると警察だった。男女コンビで二人来てた。一気に安心した。警察ってこんな遅くに呼んでも2人で来てくれるなんてなんて優しいんだろう。

返事をして玄関を開ける。状況を聞かれたり、撮影した動画を見せたりしながらお話をした。終始優しい顔で聞いてくれた。結果的に動画の最後に男が、上野行きます。的なことを言っているのも考慮して、多分本当にデリヘルのインターホン押し間違えだろうということになりました。

住所がはっきりしないからって手あたり次第チャイム鳴らすあたりやばすぎだろと思ったし、こんな時間にデリヘル呼んだ近所のやつも気持ち悪いし、これから近所にデリヘル呼んだやつがいるというだけで嫌な気持ちになりました。あぁ引っ越したい。Youtuberが特定されてすぐ引っ越すの甘えじゃねって思ってた節もあるけど確かに怖いわこういうの。

最後に個人情報を教えて警察とはバイバイしました。正直なところ、もう行っちゃうの…。と不安な気持ちにもなったけど僕ももう大人なので頑張って笑顔で感謝の気持ちを伝えました。

あと、「胸板厚め」と書いてあるTシャツを着てたことに気づいて、普通にちょっと恥ずかしいし、警察官からみたら全然胸板厚くないのも恥ずかしい気持ちになりました。

これからはデリヘルのお兄ちゃんに絡まれても自信をもって自己防衛できるかつ、警察官に対しても恥ずかしくないように筋トレちゃんと頑張ろうと思った出来事でした。

 

怖くて寝れなくてこれ書いてたんですが、書いてたら落ち着いてきました。

みんなも気を付けてね。

おやすみなさい。